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出張者の「Well-Being(幸福)」を優先させる20の方法

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出張は皆さんの会社にとって不可欠かもしれませんが、あまりに多いと従業員に負の効果を与えてしまう可能性があります。疲れ果てた出張者は最高のパフォーマンスを出すことができません。生産性が落ち、体調を崩し、たくさんの傷病休暇が必要になるでしょう。そのような出張の多い人がいらだち、精神的に疲れて出張規程に従わなくなるか、または、完全に疲れ果ててより魅力的な条件を求めて新しい仕事を探すのも時間の問題です。

そのような状況を避けるために、あなたの会社がどれほど出張者の健康と幸福を大切に考えているか示すことができる出張プログラム作成の20のポイントをお伝えしたいと思います。

こちらに記載するすべての提案を実施することは予算という観点からも現実的ではありませんし、社内の関係部署から様々なレベルでの協力が必要になりますので、この中から会社に一番合った選択肢を選んでいただきたいと思います。



  1. トラベルアラート(訳注:渡航先安全情報)、渡航前の予防接種要件、急病の際の救急の電話番号など出張者に出張先の保健情報を提供する。
  2. TSA Pre-Check (訳注:米国運輸保安局が運営する事前検査プログラムで、事前にTSAから承認を受けた旅行者に対し、米国加盟空港出発時、保安検査の簡略化・迅速化を図るもの)やGlobal Entry(訳注:米国税関・国境警備局が開発したプログラムで、事前承認済みでリスクの低い旅行者の米国入国プロセスを迅速に進めるもの)に加入している出張者へ100ドル費用負担する。TSA審査に並ぶ時間を短縮できるようVIPにはCLEARメンバーシップ(訳注:指紋または虹彩をスキャンするだけでスピーディにセキュリティを通過することができるサービス)を与える(年間179ドルの費用になりますが、航空会社からの割引もあります)。
  3. 出張旅程にレジャーの日を追加する「ブレジャー」規程を設け、出張中に少しでも「自分の時間」を持つための自由と方法を提供する。
  4. 週末や祝日に移動する従業員に対して、出張から戻ったときに、有休休暇、自宅勤務またはフレックス勤務の選択肢を与える。
  5. 直行便を奨励し、乗り継ぎ時間に空港ラウンジを利用できるパスを提供する。
  6. インストラクターを雇いいつでもどこでもストレス解消し集中力や効率性を高めるマインドフルネスの方法を指導する。
  7. フランスのように「繋がらない権利」を与える。「デジタルデトックス」を奨励し一定の時間外は仕事のコミュニケーションに反応せずに、出張先でリラックスや探検できるように奨励する。
  8. 出張中に宿泊先のホテルにフィットネスジムが無い場合、出張中に利用したフィットネスクラスの費用を精算する提案をする。
  9. 航空運賃について少し柔軟に対応する。会社が50ドル削減するためだけに、出張者が夜明け前に起きるようなことを強制しない。
  10. 出張は人間関係に負荷をかけるため、出張者のパートナーを同行することを許可する(追加の費用は自身で支払うのであれば)、家族や大切な人との国際電話料金を支払うなど出張者の個人的なつながりを育む手助けをする。
  11. コーポレートソーシャルメディアや出張者向けイントラネットのページで、移動中に可能なエクササイズや旅の疲労が分かる兆候など、出張中であっても心と体が健康でいられるためのコツが記載されているウェブサイト、ブログ、記事などのリンクを紹介する。
  12. 出張規程の中で正式に「6時間以上のフライトは全てビジネスクラス」とする。
  13. 国内フライトでプレミアムエコノミーを使える予算の余裕があるか確認し、会社のプログラムにマッチしないようなベーシックエコノミークラスを利用する依頼をしない。
  14. 出張プログラムの良い部分、悪い部分を理解するために出張者にアンケート調査を行い出張者の意見を求めることで出張者の頭の中をのぞき、一番多い苦情に対して想像力のある解決方法を考える。
  15. 出張経験の少ない特に若い出張者に対して、カルチャーショックや慣れない場所での不安に対応する方法に関するトレーニングを行う。
  16. 新規採用の社員に対して出張前のメンタルヘルススクリーニングを行い、心の健康状態や出張のストレスに耐えられるか理解する。
  17. 旅費精算のために出張者を苦労させない。スマホを数回スワイプするだけで経費レポートを管理できる合理的で無駄の無いプロセスを作成する。
  18. 出張者がいくつかの選択肢の中から、快適で便利な場所に位置しているホテルを自身で選べるようにすることで出張の質を高める。
  19. 出張先から予約の再手配をするという面倒なことは誰かにアウトソースすることで出張者が出張先のトラブルに合った時の対応をとても簡単にする、例えば私たちのような会社です。Proactive Care Traveler program(訳注:Global Business Travelが米国で提供するサービス)に契約すると、私たちのフレンドリーなカウンセラーが24時間365日、出張者の旅程、プロファイル、サプライヤープログラムにアクセスし、全ての再手配をいたします。出張者は何も心配することはありません。
  20. 役職を問わず出張者はVIPとして扱う。にこやかな温かい挨拶や出張者の貢献に対する明るい感謝のメール(できればトップから)は、出張者が出張中に溜まった不満を解消する手助けになります。

最後に

皆さんが今考えていることが分かります。ここで提案したポイントのいくつかは費用がかかり、コストに厳しい関係者には受け入れられないだろうということでしょう。そこを納得してもらうのは以下の方法です:人事部と協力し、何人の出張者が3年以上勤務したか調べましょう。そして退職者の後任を採用するためにどれだけの費用がかかったか計算しましょう。ここで提案をしている費用が新規採用(何度も何度も)するコストのほんの一部に過ぎないのであれば、あなたの提案は投資する価値がある、すなわち、マネジメント上層部を説得する武器を持っているということを意味しています。

*本コラムはGBTの原文(米国)の日本語サマリーで、日本の状況とは異なる場合があります。


原文はこちらからご覧ください。


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